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ローマ・フィウミチーノ空港で間一髪!

いやぁ、ローマ・フィウミチーノ空港で大変でした。

社会シミュレーション国際会議でローマに約一週間滞在しての帰りの話です。
アリタリア航空でフィウミチーノ空港から出発ということで、空港に早めに行きました。

手荷物チェックを終え、出国手続きを済ませて、軽い食事もして、もうする搭乗ということで、ゲートG13のところで、かみさんに「これからローマ空港を出発。明日帰国です」とのんきなメールをした後に、とんでもない悲劇(になりかねない事)が襲いかかりました。

私がポケットに入れていた、家や研究室・学科事務室・学科セミナー室のカギの束が無い! 思い当たるのは、手荷物チェック。そこで時計や財布と一緒に、カギの束も取り出してかごに入れてX線検査。そのあと、カギの束を回収しなかったに違いない!

でも、もうすぐ搭乗です。アリタリア航空は搭乗時間を長く取っていて、15時20分出発のフライトの搭乗開始時間は14時15分。で、カギの束が無い事に気づいたのは、14時10分過ぎで、G13もゲート前。時間が無いけど、とりあえずゲートにいるアリタリア航空の関係者のイタリア美人たちに事情を告げた。いろいろやりとりがあった末、30分だけ待つから、手荷物検査場まで行ってこいと。その時点でもう14時25分。つまり、15時前に戻って来いということですね。

で、大慌てで戻りましたが、そもそもゲートG13と手荷物検査や出国検査の場所とは、無人の列車で連絡で、建物が離れてます。「こちらから入れません」の標識を無視して連絡列車に乗ると(本来、乗るには到着フロアから行かないといけない)、メインの建物に。しかし、流れは海外から到着した客と同じになってしまうので、本来は入国審査が必要。しかし、その時点で、残り時間15分。丁寧に入国審査と出国審査をやりなおすヒマは無い。で、入国審査横の警察の部屋に行って事情を話します。

責任者の警察官の人は、正規のルートでやるように促すけど、どう考えても時間が無い。「残り15分でG13に戻らないといけない」と言うと、もう1人の美人の警察官が、超法規的処置をと(イタリア語で)アドバイスしてくれて、トップの警察官も折れ、パスポートをそこの警察に預ける代わりに入国審査をせずに通してくれて、手荷物検査場まで走っていきました。

手荷物検査場でも、係の男性と美女の2人が話を聞いてくれて、急いでいることも伝わったみたいで、忘れ物のボックスを探してくれて、あった〜〜〜!!! さぁ、残り時間は10分。ありがとう、と言い残して、あとは走る走る。フィウミチーノ空港はそんなに大きく無いですが、それでもかなり距離があります。走って、まずは警察の部屋により、うまくカギの束を回収できたと笑顔で美人警察官の人に報告し、パスポートを返してもらいます。それから、ゲートGに行く無人列車まで走っていって、滑り込みで間に合い、それを降りてからも全速力で走って、なんとか15時直前にゲートG13に滑り込み。ゲートのイタリア美女のアリタリア航空関係者の人達も、よかったと安心してました。搭乗して席に着いてから、しばらくは汗だくだくでしたね。

いやぁ、ぎりぎりで冷や汗でしたが、カギの束が回収できてよかったぁ。我ながら、土壇場に強い人間なのではと思ってしまいました。
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